自分の口臭気になるなぁ・・・
これは男女共通で考えることですね。
確かにしっかり口のケアをしていないと口の臭さはすぐ他人にバレてしまいます。
毎朝歯を磨いてても臭ってしまうことなんか多々あります。
で、なんで臭っちゃうのかという原因ですが、
舌です。
病気で他の臓器が悪いという理由がない限りは舌なんです。
舌についた汚れの舌苔(ぜったい)と呼ばれる存在のせいで我々は悩まされている・・・
舌の苔なんて、まぁ汚い名前してんなぁと、
絶対に舌苔のせい!!
はい。すいません。
とりあえずどうすれば良いかとなると、舌磨きをするに限ります。
歯だけでなく舌も磨きましょう。
しかし、ただ舌磨きをするだけではあまり改善されません。
そんな厄介な存在である舌苔を僕が実践している、効果的に取り除いてキレイにする方法を紹介します。

目次
その前に舌苔って何なんだ?
予想ついた人は多いと思いますが、口の中で発生した汚れってほとんどが舌に付着するんですよね。
が、そうとは気づかずに歯ばっかりを磨いて舌をおろそかにしてしまう方が多いのも事実。
しかも舌は表面に突起がいっぱいあるんですが、汚れたちはその突起と、突起同士の隙間にハマってどんどん腐っていきます。
鏡で自分の舌を見て確認してみましょう。
舌が白くなっている部分があれば、それは舌苔なので重点的に磨く必要があります。
更に舌苔が付着しすぎると、味を感じる味蕾(みらい)が機能しなくなって味覚障害になる可能性が高くなるデメリットまであるので、なるべく早い内(できれば次の日)から対処するようにしましょう。

効果的な舌磨きの鉄則
- 力を入れすぎない
- ゴシゴシやりすぎない
- 舌の奥から手前に向かってブラシを動かす
- 出したての歯ブラシか、専用の舌ブラシを使う
とは言ったものの、舌は思ってる以上にデリケートなので、刺激を与えすぎると味覚障害になる可能性があるので注意しましょう。
寝る前や次の日の朝から始めると、一か月後に物凄い差が出てきます。現に僕も舌磨きを始めて一月経った時、マスク越しの息が全然違いました。
力を入れすぎない

上にも書きましたが、下はデリケートなので無理に磨くと舌が傷つくのでやめましょう。
イメージでは、舌の上をブラシが滑ってる感じです。
慣れてきたら少~しだけ力を入れて磨いていきましょう。
ゴシゴシやりすぎない

強さ加減を間違える他には、やはり激しくやってしまう人が多いです。
初めて舌磨きをする人はその時の1回で全部の舌苔を取ろうとしがちですが、そうしてしまうと舌苔を取る前に舌が傷ついてしまいます。
1日に2回など、複数回に分けて優しめに磨くようにしましょう。
舌の奥から手前に向かってブラシを動かす

手前から奥にやってしまうと、せっかく取った舌苔が奥に行ってしまい尚更取りにくくなってしまいます。
あと、ブラシが喉あたりまでにいってしまってオエッ!!となることもあるのでやめましょう。
怖い人は舌をベーッと出しながら磨くと良いですね。
出したての歯ブラシか、専用の舌ブラシを使う

歯ブラシはなるべく一か月に一回変えるようにしましょう。
毛先が曲がると磨きたいところが磨けなくなるので歯ブラシとしての役割は終わったと思ってください。
僕は歯ブラシとは別に舌磨き専用の舌ブラシを使っていますが、歯ブラシを使った時よりも多く舌苔が取れて風通しが良くなります。
舌の構造を掃除するのに適しているこっちを使った方が効率も良く、舌苔の取り残しが無いので精神衛生上イイです。
舌苔ができてしまう原因
- 歯磨きの回数が少ない
- 口の中の唾液が少ない
- タバコを吸っている
- めっちゃコーヒーを飲んでいる
- 舌の位置が低い
- 口呼吸をしている
舌苔が多い人は、上のどれかに当てはまっています。
当てはまった項目は少しずつで良いので改善していきましょう。
歯磨きの回数が少ない

単純に歯磨きの回数を増やしましょう。
最低でも朝と夜寝る前の2回。
口の中の菌や汚れは寝てる最中に多くなって、朝が一番汚くなります。
菌と汚れが増え始める直前(夜)の口の中をキレイな状態にして、なおかついつもより汚くない(朝)口の中を更にキレイにすることで状態をマイナスからゼロに戻すだけでなく、プラスの状態に持っていくことができます。
口の中の唾液が少ない

唾液が少ないと口の中が乾燥してしまい、汚れがこびりつきやすくなります。
唾液には汚れだったり菌だったりを洗い流す性質があるので少ないと口内環境はどんどん悪くなっていきます。
そして水分の少ない口の中は臭くなるので、早い内に改善しましょう。
- 食べ物をめっちゃ噛む
- キシリトールガムを噛む
- 話す回数を増やす
他にもストレスや食生活といった原因がありますが、いきなり変えることは難しいと思うのでまずは上の3つをやってみましょう。
ガムを噛むと脳の血流アップや胃の消化促進、認知症予防など唾液以外にも恩恵が多いので一番おすすめです。
タバコを吸っている

- ヤニは粘り気が強いので簡単には落ちない
- ニコチンが唾液の分泌を妨げる
このダブルコンボが異常なくらい口臭を悪化させます。
タバコを吸うとヤニが舌苔にくっついて口臭を悪化させます。
喫煙者の方は気分を悪くされるかもしれませんが、タバコを吸っている人の息は本当の本当に臭いです。
周囲の人間に口臭について何も言われたことがないという方は、周りが我慢している可能性が高いので早急に対処した方が良いです。
これは世間からヤニカスと言われるのも仕方ない気がしますし、ヤバいと本当に排水溝みたいな臭いの人もいるので、喫煙者はより舌磨きをする必要があります。
ちなみに「禁煙したら飯が旨く感じる」とウワサされるのは、この舌苔にヤニがつかなくなるから起こる現象なのでウソではありません。
いきなりタバコをやめようと言っているわけではありません。舌磨きを積極的に取り入れようということですので、どうか勘違いなさらないように。
めっちゃコーヒーを飲んでいる

コーヒーを飲んでいる人の舌には、細かくすり潰されたコーヒー豆が舌苔としてくっついています。
タバコとはまた違った臭いで、おならに近い臭いなのでこれも舌磨き案件ですね。
特に缶コーヒー、インスタントコーヒーをいつも飲んでいる方は今日の夜寝る前から舌を磨くようにしましょう。
舌の位置が低い
出典:たかま歯科医院
舌の位置、実は上前歯の付け根に先っちょが付いている状態が正しい位置なんです。
舌が上あごにくっついていない人は舌の筋肉が低下している状態なので、意識して舌を前歯の付け根にくっつけてみましょう。
唾を飲む時も舌を上あごから離さないで飲み込むように意識してみてください。
他には舌回しトレーニングもあるので、チャレンジしてみるといいかも。
- 口を閉じる
- 閉じたまま、舌を歯茎を舐めるようにして口の中を時計回りに一周させる
- 出来たら、それを疲れるまでやる
- 次は反時計回りに疲れるまでやる
このトレーニングは舌の筋力を鍛えて唾液が増えるだけでなく、二重アゴの改善やフェイスラインをシュッとさせる小顔効果もあります。
最初はめっちゃキツイですが、そのキツさがクセになりますw
口呼吸をしている

さっき唾液が少ない原因について書きましたが、その唾液の少なさの元凶は口呼吸になってるからというのが大きいです。
通常は口は閉じていて呼吸は鼻呼吸になっているのに、筋力の低下でポッカリ開いてしまってそこで呼吸をするようになってしまう事があります。
そうなると舌が空気の通り道にダイレクトにあることになるので、必然的に乾燥してしまいます。
気を抜いている時に口呼吸になっている人は、顔がたるんだり、あごが小さくなってアデノイドっぽくなりがちなのでデメリットしかありません。
この口呼吸も意識することが大事で、テープを使ったり、鼻で息を吸って吐くということを頭に入れて実践しましょう。
誰でも口が臭くなる

どんなイケメンでも、どんな美女でも、口のケアをしなければ息は臭くなります。
他人と話している時に「相手の息が・・・」だったり、相手に「息くっせぇ・・・」なんてことになったら話す気も無くなってしまいます。
口の中は、歯も舌もしっかりケアしましょう。
では。