ふと思った。地球の歴史を見てみたい。
地球ってものすごいレアで、こんなキレイに海と陸ができ上がる確率ってめちゃくちゃ低いんですよね。
更に、環境もとんでもないスピードで変わってきました。火山が爆発しまくってる時期、大地が凍ってめっちゃ寒い時期、海が暴れて大洪水になってる時期。めくるめく変わってきました。
そして、その星の中にこんな膨大な数の生物が住んでるというのも奇跡中の奇跡。
今現在判明している生物の種類は約870万種類もいます。
多すぎない?
そう。
僕たちが実際に見たことのある動物や虫、魚たちは全体で言っても一握りの中の一握りってことなんです。
生物の形態や生き方はその時の環境によって変わり、対応します。
今現在生きている生物たちは地球が生まれてから今までの激動の環境の変化に耐え抜き、進化してきた猛者ということですね。
じゃあ昔の地球ってどんな感じだったのか、宇宙の誕生からおもしろそうなところを抜き出してみました。
年表形式でちょちょいと見ていきましょう。
目次
- 1 年表
- 1.1 138億年前:宇宙誕生
- 1.2 136億年前:一番古い星が誕生
- 1.3 46億年前:太陽誕生
- 1.4 45億6500万年前:原始地球誕生
- 1.5 45億5000万年前:月誕生
- 1.6 43億年前:原始海洋が生まれる
- 1.7 41億年前:最初の生命誕生
- 1.8 30億年前:光合成をする生物が生まれる
- 1.9 24億年前:一番最初の氷河期到来
- 1.10 21億年前:真核生物が誕生
- 1.11 20億年前:オゾン層が誕生
- 1.12 19億年前:一番最初の超大陸・ヌーナ大陸・誕生
- 1.13 10億年前:超大陸・ロディニア大陸・誕生
- 1.14 7億年前:スターチアン氷河時代(氷河期)
- 1.15 6億5000万年前:マリノアン氷河時代(氷河期)
- 1.16 6億年~前:多細胞生物が生まれる
- 1.17 6億年前:ゴンドワナ大陸ができる
- 1.18 5億7500万年前:エディアカラ生物群誕生
- 1.19 5億4000万年前:カンブリア爆発
- 1.20 4億5000万年前:オゾン層が完成
- 1.21 4億4000万年前:植物が陸に上がる
- 1.22 4億3000万年前:生物大量絶滅その1
- 1.23 4億年前:節足動物が陸に上がる
- 1.24 3億7500万年前:生物大量絶滅その2
- 1.25 3億6000万年前:両生類と昆虫が生まれる
- 1.26 3億年~前:爬虫類が生まれる
- 1.27 3億年前:パンゲア大陸ができる
- 1.28 2億5000万年~前:生物大量絶滅その3
- 1.29 2億5000万年前:恐竜が現れる
- 1.30 2億2500万年前:一番最初の哺乳類が現れる
- 1.31 2億年~前:生物大量絶滅その4
- 1.32 1億5000万年前:鳥類が現れる
- 1.33 6550年前:生物大量絶滅その5
- 1.34 6000万年前:霊長類が現れる
- 1.35 2400万年前:類人猿が現れる
- 1.36 2000万年前:一番最初の湖が誕生
- 1.37 1000万年前:大地溝帯ができる
- 1.38 700万年前:猿人が現れる
- 1.39 500万年前:琵琶湖ができる
- 1.40 300万年前:原人が現れる
- 1.41 25万年前:旧人が現れる
- 1.42 4万年前:新人(現在の人類)が現れる
- 1.43 1万6000万年~前:日本列島ができる
- 1.44 1万6000万年前:縄文時代が始まる
- 1.45 1万年前:農耕、牧畜が始まる
- 1.46 8000年前:銅が発明される
- 1.47 紀元前3000年(5000年前):四大文明が始まる
- 2 歴史はドラマ
年表
- 138億年前:宇宙誕生
- 136億年前:一番古い星が誕生
- 46億年前:太陽誕生
- 45億6500万年前:原始地球誕生
- 45億5000万年前:月誕生
- 43億年前:原始海洋が生まれる
- 41億年前:最初の生命誕生
- 30億年前:光合成をする生物が生まれる
- 24億年前:一番最初の氷河期到来
- 21億年前:真核生物が誕生
- 20億年前:オゾン層が誕生
- 19億年前:一番最初の超大陸・ヌーナ大陸・誕生
- 10億年前:超大陸・ロディニア大陸・誕生
- 7億年前:スターチアン氷河時代(氷河期)
- 6億5000万年前:マリノアン氷河時代(氷河期)
- 6億年~前:多細胞生物が生まれる
- 6億年前:ゴンドワナ大陸ができる
- 5億7500万年前:エディアカラ生物群誕生
- 5億4000万年前:カンブリア爆発
- 4億5000万年前:オゾン層が完成
- 4億4000万年前:植物が陸に上がる
- 4億3000万年前:生物大量絶滅その1
- 4億年前:節足動物が陸に上がる
- 3億7500万年前:生物大量絶滅その2
- 3億6000万年前:両生類と昆虫が生まれる
- 3億年~前:爬虫類が生まれる
- 3億年前:パンゲア大陸ができる
- 2億5000万年~前:生物大量絶滅その3
- 2億5000万年前:恐竜が現れる
- 2億2500万年前:一番最初の哺乳類が現れる
- 2億年~前:生物大量絶滅その4
- 2億年前:パンゲア大陸が分裂し始める
- 1億5000万年前:鳥類が現れる
- 6550年前:生物大量絶滅その5
- 6000万年前:霊長類が現れる
- 2400万年前:類人猿が現れる
- 2000万年前:一番最初の湖が誕生
- 1000万年前:大地溝帯ができる
- 700万年前:猿人が現れる
- 500万年前:琵琶湖ができる
- 300万年前:原人が現れる
- 25万年前:旧人が現れる
- 4万年前:新人(現在の人類)が現れる
- 1万6000万年~前:日本列島ができる
- 1万6000万年前:縄文時代が始まる
- 1万年前:農耕、牧畜が始まる
- 8000年前:銅が発明される
- 紀元前3000年(5000年前):四大文明が始まる
というか凄すぎない?
よくもまあこんな壮大なことが連続で積み重なって40億年も生きてるなぁ~と思っちゃうw
僕たちが生まれるまでにどんなドラマがあったのか・・・!?
138億年前:宇宙誕生

何も存在しない"無"の状態だったのが、いきなり発生した「ビッグバン」という大爆発によって宇宙が生まれました。
136億年前:一番古い星が誕生

宇宙に存在する星の中で一番古い星、名を「メトシェラ」。
超新星爆発(星が終わる時の爆発)で発生した水素とヘリウムでできてるとのこと。
ちなみに有名な天の川銀河も6億年後くらいに生まれます。
46億年前:太陽誕生

太陽は、超新星爆発でバラバラになった星のかけらやガス、惑星同士の衝突した時の破片が合体してできたそうな。
にしても、こんなキレイに丸くなるんだな・・・
45億6500万年前:原始地球誕生

太陽が出し始めたガスや星の破片が合体して地球の基盤である「原始地球」が生まれました。
この時は地球全体がマグマで埋めつくされていたので酸素なんて無く、水素とヘリウムだけの状態でした。
が、しばらくすると外から酸素・炭素・窒素が含まれている惑星がたくさん降ってきたことによってようやく大気が生まれます。
45億5000万年前:月誕生

そんなアッツアツの地球にも容赦なく天体だったり星の破片だったりがぶつかってきます。
その衝突でポロポロこぼれた破片が合体してできたのが月です。
こんな生まれ方したのになんでキレイな丸になるのか・・・
43億年前:原始海洋が生まれる

- 地球にできた岩場に含まれていた水蒸気
- 大気中の水蒸気
↑2つが火山の爆発で空に上って雲になり、それが雨みたく降り注いで地球全体が冷えてきます。
その雨が岩場の穴やくぼみに溜まっていった結果、最初の海「原始海洋」ができました。
地球内部の核もこの頃にできていて、その核の中で生まれた電流がデカい磁場になって地球のバリアになりました。
41億年前:最初の生命誕生

- 神様が最初の生命を作った説
- 最初の生命は宇宙からやってきた説
- アミノ酸と有機物が合体して生命体になった説
実は、一番最初の生命体はどうやって誕生したのかは完全に分かっている訳じゃありません。
ただ、海中で生まれたということは確か。
ざっと↑の3つが有力な説ですが、一番上は流石にふざけ半分な説だと思います・・・w
宇宙から来た説もロマンあっておもしろそうですが、SF映画みたいでちょっと怖い(^^;
30億年前:光合成をする生物が生まれる

ラン藻類という、日光を浴びて酸素を出すための光合成をする細菌や生物が生まれます。
ここら辺から世界中に酸素が増えていきます。
24億年前:一番最初の氷河期到来

天の川銀河と他の小さな銀河たちがぶつかった事で超新星爆発が起きまくります。
その時に生まれた宇宙線(めっちゃ分厚い放射線)が地球に飛んできます。
流石のバリアも全部守ることはできず、最終的にはその宇宙線のゴミが地球全体にベッタリくっついて太陽の光が地球に届かなくなります。
どんどん地球は冷えていって、全球凍結という状態に。
生物は絶滅していきます。
21億年前:真核生物が誕生

しかし、凍った海の氷に守られて生き残った生物たち(原核生物)もいます。
その生物たちが酸素を使うミトコンドリアや酸素を出す葉緑体と合体して、新しく真核生物と呼ばれる生命体が誕生しました。
この子たちは、自分たちのDNAを守るために細胞膜だったり核だったりを持ち始めます。
その中でも光合成ができる真核生物は植物へ、できない生物は動物にそれぞれ進化していきます。
20億年前:オゾン層が誕生

海中で酸素が増えたはいいもの、増えすぎて海の中が酸素でギュウギュウになってしまいました。
その結果少しずつ酸素が海から大気の方へ出てきて空に昇っていきました。
そこで上の方にあった紫外線と合体してオゾン層が誕生しました。
19億年前:一番最初の超大陸・ヌーナ大陸・誕生

地球内部のプレートが動いたことで、1つのデカい大陸が生まれました。
それがヌーナ大陸です。
今でいうグリーンランド辺りの北アメリカ大陸です。
10億年前:超大陸・ロディニア大陸・誕生

またまたプレートが動いたことで、ヌーナ大陸が分裂。
かと思いきや、今度はその分裂した大陸が赤道あたりに集結してロディニア大陸と呼ばれるデカい大陸が誕生しました。
7億年前:スターチアン氷河時代(氷河期)

ロディニア大陸ができた影響で地球内部までプレートが沈みます。
その結果プレートが核まで到達してしまい、地球のバリアの元になっている電流に異常が起きてバリアの力が弱くなってしまいます。
更にこのタイミングで天の川銀河と他の銀河たちが衝突して超新星爆発が多発。
宇宙線が地球に降り注いだ結果、前の氷河期みたく太陽の光が届かなくなって全球凍結と。
生物たちはどんどんいなくなっていきます。
6億5000万年前:マリノアン氷河時代(氷河期)

未だに続く氷河期。
前のスターチアン氷河期と今回のマリノアン氷河期を合わせて"スノーボールアース"なんて呼ぶこともあるそうです。
6億年~前:多細胞生物が生まれる

氷河期も終わり、生き残った原核生物と真核生物は合体し始めて新しい段階へと進化します。
ここで遂に多細胞生物が誕生しました。
大きさも原核生物、真核生物だった頃の約100万倍になってようやく生物っぽくなります。
6億年前:ゴンドワナ大陸ができる
- アラビア半島
- マダガスカル島
- アフリカ大陸
- 南アメリカ大陸
- インド亜大陸
- オーストラリア大陸
- 南極大陸
ロディニア大陸が分裂して、新しくゴンドワナ大陸が誕生します。
↑の島と大陸がまとまっためちゃくちゃデカい大陸です。
5億7500万年前:エディアカラ生物群誕生

氷河期が終わって暖かくなってくると、サイズが1mを超える骨や殻の無い軟体動物たちが現れます。
エディアカラなんて難しそうな名前を使ってますが、ぶっちゃけクラゲみたいな連中の集まりです。
がしかし、今生きている生物たちの先祖の先輩にあたる存在なのでリスペクトは欠かせません。
5億4000万年前:カンブリア爆発

魚の祖先である脊椎動物(シーラカンスとかもここら辺出身)や、虫やカニの祖先である節足動物のような今生きている生物の原型が全て出揃うこのカンブリア爆発というのはいきなり起こりました。
前のエディアカラ先輩たちが生まれてから今回のカンブリア爆発という時期の間の数千万年間で、めっちゃ暑い時期とめっちゃ寒い時期が何回も繰り返し訪れました。
この環境が変わりまくったせいでエディアカラ先輩たちはほとんど居なくなってしまいます。
生き残った先輩生物たちも環境激変で遺伝子が変化。
が、その後大陸が動きまくったことで陸にいる生物も海にいる生物も離れ離れになり、それぞれの大陸や海で独自の進化を遂げます。
多様性ってやつですね(^^♪
4億5000万年前:オゾン層が完成

カンブリア爆発で生物が一気に増えたため、酸素の量も一気に増えました。
結果、オゾン層が更に厚くなって紫外線がカットされるように。
4億4000万年前:植物が陸に上がる

紫外線から守られるようになったため、今まで海で繁栄してきた植物が遂に陸上デビュー。
ちなみにこの頃の海で名を挙げていた代表格は三葉虫やアノマロカリスです。
4億3000万年前:生物大量絶滅その1

- 超新星爆発で生まれたガンマ線が地球に降り注いだ説
- 地球の気温が下がった説
- 火山噴火によって生まれたガスに汚染された説
今まで地球規模での生物絶滅はしていますが、ここからの絶滅は5大絶滅と呼ばれるめちゃくちゃデカい絶滅になります。
原因はハッキリとは分かっていませんが、この絶滅で生きている生物の85%が消えてしまいました。
ぴえん。
4億年前:節足動物が陸に上がる

植物に続いて節足動物も陸上デビューします。
この時、海ではアンモナイトが名を挙げています。
3億7500万年前:生物大量絶滅その2

- 地球の気温が下がった説
- 海中の酸素がほぼなくなった説
5大絶滅その2です。
ここでは海で大暴れしていた魚類たちをメインとして、生きている生物の82%が消えてしまいます。
ぴえん。
3億6000万年前:両生類と昆虫が生まれる

生き残った魚類は、そのまま海で暮らすタイプと、新しく両生類に進化して陸上デビューするタイプとで別れました。
と同時期に、先に陸上デビューしていた節足動物が独自に進化して昆虫が生まれました。
が、この時期に宇宙から飛来してきた地球外生命体という説もあるので、節足動物の独自進化が確定というわけではありません。
というか今までに小惑星の破片だったりめっちゃ遠くの宇宙線が地球に届いているので、地球外生命体である可能性も充分あり得そうな気がします。
3億年~前:爬虫類が生まれる

陸上デビューに成功した両生類たちは、陸上の乾燥に適応できるように進化しました。
その結果、堅い殻を持つ卵を産む爬虫類へと進化しました。
更に虫もサイズがデカくなり、トンボ、ムカデの先祖も現れます。
ちなみにゴキブリもこの時期に生まれますが、実は今生きてるゴキブリはこの時とサイズ以外はほぼ変わっていません。
ということは、3億年以上も前からこの形態で生き残っているということ。
キモ過ぎィィィ!!!!!!
ゴキさんって生きた化石なんて言われ方もしてるらしく、大先輩なんすね。
だからあんな偉そうに勝手に人の家入ってくるんだね。
けどキモイのは変わらないし、人々は許さんぞ。
それとこれから暖かくなるので、ゴキ絶対逃がさないマンになりたい人は↓へGO。
虫苦手な人ほど武装しよう。
3億年前:パンゲア大陸ができる

前に分かれていた大陸がまた衝突。
ここで有名なパンゲア大陸が生まれます。
2億5000万年~前:生物大量絶滅その3

- 食物連鎖のバランスが崩れて全滅した説
- マントル暴走による火山噴火によって生まれた有毒ガスで全滅した説
5大絶滅その3です。
海に生息する生物の95%~96%、海と陸の生物全体で見ても90%~95%が絶滅。
今回の絶滅は地球の歴史上で一番規模が大きい絶滅ということで、酸素も薄くなってガチで全滅しかけた瞬間です。
ぴえん。
2億5000万年前:恐竜が現れる

絶滅を耐え抜いた爬虫類が進化して、ここでみんな大好き恐竜さんが誕生します。
最初はあまりサイズは大きくなく、そこら辺の爬虫類と生存をかけて戦っていました。
ちなみに植物も新しく裸子植物が生まれてきています。
2億2500万年前:一番最初の哺乳類が現れる

一番最初の哺乳類が誕生します。
アデロバシレウスという名前で、カモノハシとネズミが合わさったような姿です。
2億年~前:生物大量絶滅その4

5大絶滅その4です。
パンゲア大陸が分裂し始めた時の地殻変動でそこら中の火山が爆発。
その影響で近くにいた生物たちはどんどん絶滅していきます。
生き残った生物たちは、それぞれ分かれた大陸で更に独自進化していきます。
植物も裸子植物に代わって被子植物が誕生し、虫や動物の力で受粉を繰り返しながら生息範囲を広げていきます。
ちなみに分裂したパンゲア大陸から複数の新しい大陸ができました。
- 北はローラシア大陸に
- 南は西ゴンドワナ大陸・東ゴンドワナ大陸に
1億5000万年前:鳥類が現れる

恐竜全盛期の今、鳥の先祖が生まれます。
始祖鳥という、名前の通り一番最初の鳥がここで出てきます。
ただ鳥と言っても今見たく飛んでいたわけじゃなく、地上で生活していました。
そして大陸も更に分裂していきます。
- 西ゴンドワナ大陸はアフリカ大陸・南アメリカ大陸に
- 東ゴンドワナ大陸はインド亜大陸・マダガスカル島・オーストラリア大陸・南極大陸に
現代の大陸っぽくなってきました。
6550年前:生物大量絶滅その5

5大絶滅の最後の絶滅です。
ここで世界中で栄華を誇っていた恐竜たちが終わりを迎えます。
多分「絶滅」というワードだと、恐竜が絶滅する今回が一番有名ですね。
現在のメキシコ・ユカタン半島に隕石が落ちました。
この時も、全生物の70%が居なくなってしまいました。
ぴえん。
北のローラシア大陸も北アメリカ大陸とユーラシア大陸へと分裂していきます。
6000万年前:霊長類が現れる

生き残った小さな哺乳類が進化して、人間や猿の先祖になった原子霊長類が誕生します。
ネズミっぽいですが指も5本で、頭脳も賢くなっています。
分裂した大陸でそれぞれ独自進化していきます。
ちなみに1000万年くらい経った時にインド亜大陸がユーラシア大陸にぶつかってヒマラヤ山脈ができました。
2400万年前:類人猿が現れる

ここで霊長類が人型に進化し、遂に現在のゴリラ、チンパンジー、オランウータン、テナガザルの祖先が誕生します。
名前をカモヤピテクス。
アフリカのケニアで化石が見つかりました。
2000万年前:一番最初の湖が誕生

一番古い湖と言われるバイカル湖が誕生します。
世界中の淡水の2割をこの湖が占めています。水量、透明度ともに世界一。
1000万年前:大地溝帯ができる

グレート・リフト・バレーと呼ばれる、アフリカを真横にぶった切るデカい谷が生まれます。
ここらで類人猿の化石がめちゃくちゃ見つかっているため、人類の誕生に大きな影響があった場所なのではないかと言われてます。
700万年前:猿人が現れる

遂に一番最初の人類である猿人が現れました。
完全な直立歩行をする類人猿から完全に別経路で進化した存在です。
500万年前:琵琶湖ができる

大陸から日本という列島が分裂してできる前に琵琶湖は誕生していました。
バイカル湖が1番古い湖ですが、琵琶湖はなんと3番目に古い湖です。
思ったより歴史あるんですねえ。
300万年前:原人が現れる

歴史の授業に出てきた北京原人、ジャワ原人のような原人がここで誕生します。
この辺りから石や火を道具として使うようになっていきます。
25万年前:旧人が現れる

脳が今の人間と変わらないサイズにまで進化し、斧や槍を自分たちで作るようになりました。
有名な種でいうとネアンデルタール人です。
4万年前:新人(現在の人類)が現れる

- 遠距離武器の弓矢を作る
- 犬を飼う
- 絵を描く
- 象の鼻で笛を作る
遂に今の人間と遺伝子が全く同じである新人が誕生します。
ここから生活の文化レベルが一気に上がります。
1万6000万年~前:日本列島ができる

ユーラシア大陸から日本列島が完全に切り離されて一つの島になります。
形も今とほとんど同じで、日本の歴史はここから始まったと言えますね。
1万6000万年前:縄文時代が始まる

- 住居を作る
- 漁業を始める
- 植物を育てる
- 調理道具や食器を作る
歴史の授業に出てきた縄文時代。
ですが、今みたいに医療というしっかりした概念があった訳でもないので、平均寿命は約15歳とめちゃくちゃ短いです。
60歳以上の人が5人に1人いるかどうかくらいだったそうな。
1万年前:農耕、牧畜が始まる

人類は一か所に留まって食料を調達する必要があると学習し始め、そこで編み出したのが農耕と牧畜です。
ちなみに農業と農耕ってどう違うの?という疑問になる人もいるかもしれませんが、農業とは農耕と牧畜を合わせた用語という解釈で大丈夫です。
歴史内では野菜を育てて調理して食べる農耕と、動物を育てて調理して食べる牧畜でそれぞれ分けて書かれています。
8000年前:銅が発明される

メソポタミア地方(今のトルコ・イラク)で銅が作られ始めます。
その作った銅を何かにつけて武器にしたり、身に着けてアクセサリにもしていました。
紀元前3000年(5000年前):四大文明が始まる

- メソポタミア文明
- 黄河文明
- 古代エジプト文明
- インダス文明
ここでようやっと四大文明と呼ばれる文明がそれぞれ動き始めます。
日本もしばらく経つと弥生時代になってみんなが知ってる歴史につながっていきます。
歴史はドラマ

ドラマにも程があるねw
海の中のたった1つの粒が何万種類の生物に進化する。
置かれた環境に適応するために自分たちでそれぞれ進化していく。
しかし、来る時には来る無慈悲な大量絶滅。
それにも耐え抜きまた進化。
今の人間につなげてくれた。
人間はどんな生命体に進化するのか?
それともゼロからまた新しい生命体が生まれるのか?
今までの歴史を見れば何が起きても不思議じゃない。
明日いきなり宇宙から隕石が降ってきて、こっそりくっついていた生命体が地球で活動し始めるかもしれない。
それで人類が絶滅に・・・という展開も無きにしも非ず。
ただ「人類が居なくなったら居なくなったでどうなるかってのは気になるかも。」って人は↓へGO。
今から数億年経った時、人間以外の生命体が同じように歴史を調べて色々考察・・・なんて事もw
これだけのドラマがあったんだし、この先想像もできない事が何度も起こるかもしれない。
ただ、それを見れないというのが残念です。
とまあ、今回はこんな感じで地球の歴史を振り返ってみました。
「人間が生きてた」という出来事がその内歴史に刻まれる日もそう遠くないかも・・・